年間総括 2013年
2013年は、1月から12月までほぼ間断なく短期集中視聴(帯放映など)の作品があり、それらを生活ペースの軸としながら週の番組を回していくスタイルでアニメを見てきました。
1月~5月は、ウェブ配信(週3話)で『ガラスの仮面』(第2作)を視聴。
長大な原作から、とりわけ“マヤと亜弓のライバル関係”を意識させるモチーフを優先的に取り上げていく方針が見て取れました。取捨選択の基準がある程度しっかりと決まっていたことで、原作の筋書きを破綻させなかったことは評価できます。
一方でその余波として、特にシリーズ後半は肝心要の「芝居」に関する機微がだいぶ犠牲になった感があります。マヤが演じた数々の芝居そのものの演劇的な魅力、演じることの魅力、演劇学の専門的な背景、各芝居が紅天女に向かうためのミッションの役割を果たしていること……。そうした有機的な連関を意識させることに成功したとは言えませんでした。
本作の見どころといえば、小林沙苗(北島マヤ役)・矢島晶子(姫川亜弓役)両氏の“芝居をする演技”でしょう。同じ役を演じるシーンでも稽古段階と舞台本番では別の演じ方をされているなど、両氏は『ガラスの仮面』だけでどれだけの演技の引き出しを使ったり増やしたりしたのだろう、と唸らされました。
4月~6月にかけては、『ちはやふる』『ちはやふる 2』のシリーズ全体を3ヶ月で視聴。CS再放映を駆使すれば地上波(関東地区)に途中で追い付ける編成となっており、スムーズに楽しむことができました。
互いの力関係やカルタの戦術スタイルから、ある程度ロジカルに説得力を持たせて試合の行方を描き出す構成に好感が持てる作品だったと思います。欲を言えば、時間の使い方が上手くテンポが良かった第1期に較べて、第2期では緊張感の雰囲気は抜群ながらも試合全体が間延びしがちだったでしょうか。
シリーズ全体としても、「第1期が終わるあたりまで」が一番面白かった印象があります。このタイプの作品では、作中で主人公の競技水準が上がるほど、視聴者は置いてけぼりになりがちというジレンマがあります。そのため、いろいろと遊びながら成長させられる「上手くなるプロセス」が、物語としては一番魅力的なのではないでしょうか。
第2期では、ストーリーの大半が試合に関する場面に費やされていました。個人的には、様々な縁の連鎖が描かれた第7話「第七首 しるもしらぬも あふさかのせき」のように、肩肘張っていない場面でこそ人物の奥行きや広がりがあると思うだけに、第2期全体ではややアンバランスに感じられたのも正直なところです。
この他に本作を語るうえでは、シリーズを通して優れた主題歌に恵まれていたことが外せません。特に主演の瀬戸麻沙美さんが歌うEDは、古典短歌の世界を現代の『ちはやふる』の物語に引きつけるような曲や詞の特徴が、瀬戸さんの伸びやかな歌で美しく引き出されており、季節感を意識したED映像と合わさって一つの良質な叙情詩のようでした。
6月~7月は『けいおん!』『けいおん!!』のシリーズで、CSで全話一挙放映されたものを録画して、小分けで視聴する形を採りました。
“日常系”と呼ばれる近年の流行ジャンルだそうですが、私は今回の『けいおん!』がおそらく初めて本格的に同ジャンルに触れる機会であり、その意味でも興味深く見ていきました。このジャンル全般で同様なのかは分かりませんが、『けいおん!』に関して言えば、視聴者個々人がそれまでに見てきたアニメ等の経験によって見え方が異なる作品ではないか、という印象を抱きました。
私の場合で言うと、日々の時間の蓄積が感情移入の装置となる部分は「世界名作劇場」、卒業までの残された時間を意識付ける作りは『3年B組金八先生』『おジャ魔女どれみドッカ~ン!』、主人公・唯のパーソナリティや人間関係を“善意に満ちたもの”とする捉え方は『ARIA』……といった先行作品群を、『けいおん!』を楽しむための補助線としました(他にタイトルのみ挙げると、『魔法のスターマジカルエミ』『涼宮ハルヒの憂鬱』からも多くの示唆を得ました)。
また、つまみ食いのにわか仕込みではありますが演劇に関する理論的な知識があったことも、物語の構成要素が若干特殊な本作を楽しむうえでは幸いだったかもしれません。
第2期の第23話「#23 放課後!」は、特に印象深かった回です。第2期シリーズは卒業までの残された時間を常に意識して作られていましたが、その寂寥感のクライマックスだったのがこの回。感慨を持ってこの場所を去る時が差し迫る一方、私生活の面では進路が決まって新生活まで束の間の自由時間でもある。そうした端境のひとときが持つ、細やかな機微までもを存分に描写した傑作でした。
回によっては人間関係の描写に納得のいかない内容もありましたが、1話あたりに込められた情報量が非常に多く、密度の濃い作品だったと感じています。
個人的な都合でラスト数回分のみ視聴が越年しますが、8月~12月はアメリカのドラマ『HANNAH MONTANA』シリーズ(邦題『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』『ハンナ・モンタナ フォーエバー』)(字幕版)が帯番組として放映されました。ディズニー制作のシットコムで、当初は日本のテレビアニメとは毛色の異なるセンスに慣れるのに苦労しましたが、シリーズ総計100本ほどのロングランであり、楽しみ方のコツを掴むまで余裕があったのが幸いでした。
“アイドル物”は、“日常系”と並んで近年テレビアニメに盛んな題材で、こちらは私も新旧様々な作品を楽しんでいます。そんな中で、アメリカのシットコムという個人的に馴染みのない形式に触れた本作。コメディ性(おかしみ)が優先される作風のためか、一般的な日本のアイドルアニメとは善くも悪くも価値観を異にするエピソードなど新鮮な経験が多く、とても良い刺激を受けました。
シリーズを通しての制作期間はおよそ5年にのぼり、10代のメインキャストが見た目に年齢を重ねていったことも強く印象に残っています。シリーズ終盤の回想シーンにおいて、キャストの容姿の変化で時間の経過を実感するのは、テレビアニメにはあまりない感覚でした。
第4期の第9話「I'll Always Remember You」(邦題「いつまでも忘れない」)は、完結を間近にしたクライマックスであり、シリーズとしての一つの終着点のエピソードでした。これまで大切な人たちと大切な時間を過ごすために守ってきた秘密を、これからも大切な人たちと大切な時間を積み重ねていくためにカミングアウトする物語。“ハンナとともに過ごした時間”に思いを馳せる「I'll Always Remember You」の歌に乗せての回想、そして“ハンナからの贈る言葉”である「Wherever I Go」の熱唱で描かれたマイリーとハンナの関係は、マイリー(演者)とマイリー(役柄)の関係とのアナロジーでもあります。年に一度か二度、こんな幸せな気持ちになれるから、アニメ(本作は実写ですけど)はやめられません。
5ヶ月にわたって帯放映を追いかけた時間と多くの新しい経験の積み重ねで、作品への思い入れは一入です。同時に、ここで得た見方・楽しみ方は、これからのアニメ視聴にも多くのフィードバックがあるでしょう。また、今回せっかく足を踏み入れたシットコムの世界ですので、今後も縁や機会があればチャレンジしていきたいです。
次に、2013年に最終話までの視聴を完了した作品に目を移していきます。
『AMNESIA』は、謎めいた設定で引っ張った割に、それぞれの世界の出来事がストーリーの本筋にはこれといって関連を持たなかったことで、尻すぼみの印象が残りました。
昨年の第1期に続く新シリーズが放映された『AKB0048』は、戦争活劇物としては道半ばながら、この設定でやれることはやり切ったと言えるのではないでしょうか。
この作品が“アイドル物”として最終話で描いた“結論”は、「名もなき多くの想い」の「時空を越えた一体感」というものでした。このテーゼは作品の素材や内容に則った優れたものですが、そこにいる“大衆”の描写が単純化されすぎていた感もあります。
00が想いを届けたい相手、そして明るい平和を希求する人々は、固定ファンだけではなく、住む星も考え方も(=人種も宗教も思想も)違う人々と解釈するのが適切だと思います。したがって、結論で訴えたテーマは“時間”と“空間”の障壁を打ち破る一体感であると言えるでしょう。
本格的にやろうとすると『AKB0048』とは全く別の壮大な世界を展開できる夢物語ですが、フィクションの中で「そんなファンタジーが本当に実現できるかもしれない」という夢を見させるくらいの説得力は欲しかったところです。
『エスパー魔美』は諸事情で視聴開始当時に予定していたプランが狂ったものの、なんとか最終話までたどり着きました。
今年見たエピソードの中では、第116話「最終戦」が個人的には好きでした。贔屓チームを持つプロ野球ファンには、多かれ少なかれ思うところがある作品だと思います。野球のことをよく知らない魔美を含めて、登場人物の全ての言葉とそこに込められた感情が分かりすぎる。老人の心変わりの前と後、どちらの感情にも説得力があるのが胸を打ちます。
『CAT'S♥EYE』は、シリーズを完走。個人的には、第1期のバラエティに富んだ作りの方が好みでした。第2期に入ると、リサーチの結果なのかネタ切れなのか方向転換なのか、いずれにしても同じような題材が集中的に選ばれており、全体として食傷気味と感じました。
また、個々のエピソードの平均的な完成度は高く、多くの人が楽しめる作品なのですが、物語が半ばで終了したせいか視聴終了後の余韻は薄くなりがちなのが惜しいところです。
『銀河漂流 バイファム13』は、昨年『銀河漂流バイファム』を見た流れからの視聴でした。
私個人としては正編にそこまで強い思い入れはないので、「まあこんな話もあり得るだろう」と思って見ていましたが、正編で大切に扱われていたモチーフを軽視した描写がいくらか見られるなど、熱心な『バイファム』ファンには違和感が強かった――と考えると、それは分かるような気がします。
特に終盤のエピソードで、これまでに「カチュアを受け入れ、ケイトさんを見送り、ククトニアンの双子の赤ちゃんを命がけで父親のもとに返還してきた」彼らが、地球人とククトニアンの夫妻に関して死の感覚が麻痺したような反応を示したのは、越えてはいけない一線だったように思います。
続編ともリメイクとも異なる、テレビシリーズ物としては非常に特殊な位置付けの作品なので、全てが矛盾なく調整されているべきだとは思いませんが、正編への誠意に欠ける部分が少なからず見られたのが残念です。
『とらドラ!』は、2011年に続く2周目の視聴でした。1回目は短期集中視聴で全体を俯瞰するような感覚だったので、週1で少しずつ味わう見方を求めて再放映を見ていましたが、視聴そのものが惰性になったというか、徐々に集中力を欠くようになっていったという課題が残りました。2周目視聴の難しい部分に嵌まってしまった感じです。
『偽物語』は、2部構成の後半にあたる「つきひフェニックス」が今年視聴分にあたります。テーマや内容は、割と“ありがち”なものだったかなと思います。怪異という超常的なものが存在することを、視聴者が登場人物と同じレベルで内面化できていればまた違って見えるのかもしれませんが、会話劇でたびたび集中力を寸断させるなど、視聴者にそれを意識させることは作品自ら放棄している感があります。
『はいたい 七葉』は、個人的な感想日記を見返しても、シリーズを通してほとんどまともな感想が残っていません。
内容に関してもそれほど印象がないのですが、「はいたい」という単語がしつこく耳に残っているだけで、その時点でこの作品は十分すぎるほど成功だったと言えるのではないでしょうか。
『母をたずねて三千里』は、視聴スタイルに反省が残りました。せっかくの毎週1話で1年間の再放映という機会でありながら、数週溜めてはまとめ見の繰り返しになってしまいました。そのまとめ見が、偶然に連続するエピソード単位にまとまっていたのは、幸か不幸か。たとえば、バイアブランカへの道中を一気に見られたのは、内容的にはスムーズについて行けて良かったとも言えれば、そこを数週かけて付き合う時間の積み重ねこそが1年視聴の醍醐味だとも思えますし、痛し痒しです。
内容としては、動画としての芝居、登場人物の動きの部分がとても良かったのが印象的です。忘れた頃にハッとさせられる連続でした。本作におけるこの類の仕事は、画面設計の宮崎駿さんの主導によるものが大部分を占めていたそうですが、その才能の凄みを感じた作品です。
『光の伝説』は、望月智充さんの初監督作品です。一応の主題は新体操サクセスストーリーなのですが、その印象は非常に薄く、後の望月さんの作風のプロトタイプというか、いろいろな見せ方を試していたような作品でした。
毎回、ストーリーの流れとは別に演出上のテーマが設定され、1話の中でその演出を完成させるというスタイルで作られていたのが特徴的です。これらが物語と一体になっていたとまでは言いがたく、「演出の見本市を楽しむ」という見方を持ち込まないと窮屈に感じられるかもしれません。
望月監督が本作以前に関わった『魔法のスターマジカルエミ』等の影響が分かりやすく表れている回があったりして、それはそれで見どころではあるのですが、作品の評価としては「個性派監督の若手時代の習作」にとどまるかなと思います。
そんな中で目を見張ったのが、第18話「ゆれる想いを 受けとめて」です。それまで静かに慎重に配置してきた“一人一人の想い”が、一つのきっかけからドミノ倒しのような勢いと連鎖で動き始める展開が圧巻。
主人公の光だけを取ってみても、驚き~決意~後悔~葛藤という幾重もの緊張感と、姉の胸で泣いて言葉にすることで解き放たれた安堵感、それに全国大会という道が開けたことに暗喩される解放感……。いくつものステップを、分断させることなく同じ回の中で一続きの感情として描き出しており、とても濃い時間でした。
『プリティ~ リズム ディア*マイ*フュ~チャ~』は、PURETTYが物語序盤は日本にいなかったのをうっかり忘れそうになる程度には愛着がわいたりして、途中まで感じていた違和感(登場人物の色づけが記号的すぎる)こそ“慣れ”でカバーできましたが、シリーズ全体としてはやはり不満の多い作品でした。
前作からの登場人物は話の都合で大きくキャラが崩れていましたし、メイン9人の人間関係も、「みんな仲良し」以上の1年シリーズならではのものが感じられませんでした。当初は知り合う経緯を2人1組にしたり、シャッフルユニットといった個別の関係を深める時間を描いたにも拘わらず、それらが充分に活かされなかったのは残念です。
ストーリーやテーマも全体的に淡泊で、「これがやりたい」という意志が見えづらかったですし、盛り上げようとしているときにその展開の強引さが気になったりと、正直あまり良い所はなかったと感じています。
『牧場の少女カトリ』は、ストーリー的にも地味な内容でありながら、実のところ相当尖った部分を持つというか、やりたいこと・視聴者に与えたいものが明確な作品に見えます。
まず、登場人物の人間性や価値観を作り込んでいく技術に、世界名作劇場の一日の長を感じました。アベルが野ウサギを狩ったことに対する反応の違い(7話)、これまでの同僚が奥様になったヘンリッカのセリフに敬語とタメ口がうっかり混ざる(37話)といった些細な要素の積み重ねもあれば、意地悪役のヘレナも本人自身は(アッキやソフィヤと対比される)「伝統的な価値観」に忠実であるという、物語の舞台・時代背景の社会構造に関わる部分まで丁寧に作られています。ただ、終盤に舞台をトゥルクに移してからはその辺がブレた印象もあり、「伝統的な価値観に基づく善意のはずの言動」が、一貫して悪意に読み換えられていたのは気になった点です。
本編全体は、(作中でも示唆されてるように)ものすごいシンデレラ・ストーリー。ひたむきな生き方が貴重な出会いに繋がり、次の道を切り拓く展開は、日本人好みのものです。
エピソードを区切りつつも、時間に連続性を意識させて敢えて完全な1話完結に徹しない構成など、生活感のリアリティは相当よく練り込まれていました。もっとも、洗練されすぎていたがゆえに、分かりやすい面白みや刺激に欠けている感はあり、そこが放映当時に関東地区で視聴率が伸び悩んだ背景かなとも思います。
『魔法のスター マジカルエミ』は、2005年以来となる2度目の視聴でした。
今さら何か言うまでもないほど評価の高い作品ですが、今回の視聴では『魔法の天使クリィミーマミ』の優とマミに較べて、“エミとしての立ち居振る舞い”が生活の一部として溶け込んでいることが印象に残りました。たとえば言葉遣いは危なげないですし、中身が舞であることを意識するほど「将くん」と呼ぶセリフがドキッとするくらい言い回しとして自然です。通常この類の設定のお約束である、“舞とエミの関係がバレそうになるエピソード”がなかったことからも、ある程度は意図的に作られていたのではないかと思います。
そうしてエミが16歳相応に見えれば見えるほど、“香月舞”と“マジカルエミ”の間には断絶が感じられるようになります。ある程度アニメというものを見慣れてると、手続き的なお約束を飛ばして本質の部分に時間を割いてくれるのはありがたいのですが、「憧れの変身ヒロイン」からは遠ざかっていたのではないでしょうか。
第38話(最終話)「さよなら 夢色マジシャン」において、「夢ではあるけど、ちょっと違うんだ」「同じ後悔するなら自分で決めたい」と言ってエミの存在そのものを否定的に捉えるくだりは、前述のように舞とエミがきっちり描き分けられてきただけに、なおさら切なさを誘うものがありました。“マジカル舞”としてエミリー・ハウエルを目指すという結論は、「夢」が(登場から完璧にマジックをこなしていた)マジカルエミではないのだということと符合します。そうして一度は日常から消し去ることを選んだ“マジカルエミ”が、長い目で見たときに舞にとってどういう存在なのかに関する描写は、本編完結後のOVA『蝉時雨』に持ち越されます(後述)。
『魔法のスターマジカルエミ』は、アイドルアニメ自体がまだ黎明期だからこそ作れた作品と言えそうです。後年のアイドルアニメ群では、どちらかといえば『魔法の天使クリィミーマミ』を教科書としてノウハウが蓄積されていきました。それに対して、本作は前々年のヒット作の路線を踏襲する企画ながらも、一方でお約束が固まりきっておらず、「『クリィミーマミ』と同じものは作れない」……そんな複合的な状況が生み出した傑作なのかもしれません。
『四畳半 神話大系』は、テレビアニメという対象の広い演劇作品としては、だいぶ凝った試みが多く、全体の枠組みの点では見ていて楽しい作品でした。
ただ一方で、作り手が登場人物に対して上から目線を感じさせたり、視聴者が自身の感覚でその生き様の意味を考える余地が少ないといった部分で、本編の内容そのものには不満が残ります。せっかく挑戦的な作品なのに、外側に問題提起をするような広がりを感じさせることができず、むしろ作品の枠の中だけに小さく収まってしまう印象になってしまったのはもったいなかったと思います。
そうした意味で、個人的には「評価はできるけれども、好きではない」作品と言えるでしょうか。
またこのアニメは2010年制作の作品であり、「なんでもない生き方の素晴らしさ」というテーマ自体が、3.11の圧倒的な“現実”を経た後では、“フィクション”として陳腐化してしまった感があります。おそらく、2011年以降に作られていれば結末は全く違ったものになるのではないかと、それを見てみたい気がしました。
『ラブライブ! School idol project』は、今年最も評判と実感のギャップが大きい作品でした。私の中では、「μ'sの活動は、無垢ゆえの暴力的なものではないか」という違和感が、回を追うごとに大きくなっていきました。
毎回の感想を整理していくなかで徐々に大きくなっていった違和感を総括としてまとめるのは難しいのですが、廃校阻止という“強いテーゼ”を掲げながらも、その活動の趣旨を都合に応じて“アイドルをやりたい想い”にすり替え正当化するという、倫理的に危うい二枚舌の状態であったこと。そして、自分たちの活動や言動が、多様な立場と思いをもつ他者を傷つけうる可能性があることに無自覚であり、そのことに向き合う覚悟や顧みる機会を持たないまま結果オーライだけ突き進んだこと。
主としてこの2点に強い反感を持ったことが、違和感の原因でした。
放映や視聴が来年に続く作品については、軽く触れる程度で。
『アイカツ!』は、アニメファン界隈でも一種のムーブメントが起きた作品だと認識しています。4月以降はテレビ埼玉の『カレイドスター』と放映枠が被ったことで、個人的には珍しくリアルタイムでの視聴が非常に多くなりました。
『マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ』や『きらりん★レボリューション』を思わせる“調子外れの明るさ(脳天気さ)”が、この1年で作品の魅力としても完全に定着しました。初期の頃と比較すると、やや狙いすぎというか、アクの強い部分が強調される傾向が出てきた気もしますが、行ける所まで勢いで突っ走る登場人物たちの前向きな日々を、来年も楽しく見守っていきたいです。
『おちゃめなふたご ―クレア学院物語―』は、東京MXテレビの再放映で視聴しています。録画の消化が多少遅れ気味で、年内はちょうど半分の13話まで進みました。原作の分量からいっても設定としては1年50本でこそ活きる素材であり、13話までの感触も折り返しというよりはやっと導入が済んだといった感じです。
たとえば、その第13話「さようならケネディ先生」においては、本人の生きがいは本人の価値観でしか分からない、自分で選んだことなら後悔しないという人物の奥行きが描かれます。エピソードそのものは示唆に富む素晴らしいものですが、それにもっと共感できるだけの土台や蓄積があれば、という惜しさが残ります。
『カレイドスター』は、本放映を含めて3周目の視聴ですが、再放映開始前の期待ほどにはテンションが上がりきらないのが自身でも意外でした。
2度も見てしまうと作品の全体像を覚えてしまっており、3度目は一から通して見るというよりも、魅力の断片だけを毎週見ているような感覚があります。この辺りは、まとめて集中的に見ていればまた違うのかもしれません。
個人的なこととして興味深いのは、2周目視聴時に自分で書いた感想(2004年~2005年)と現在とで、着眼点の違いが他の2周目作品以上に目立つことです。9年前の方が本質を突いている回もあれば、当時の自分は“分かってなかった”と感じる回もあります。その意味では、今さら楽しむというよりは、『カレイドスター』という稀代の名作の捉え方を自分の中で煮詰める機会になったように思います。
『京騒戯画』は、視聴が年内に間に合わず越年。そのため確かなことを言うのは来年に持ち越しますが、若手監督の力量の片鱗が現れるところを見ている高揚感があります。ちょうど今年、望月智充さんの『光の伝説』を“若手時代の習作”と評価したのと同じように、今後活躍されるであろう松本理恵さんの“習作”をリアルタイムに目撃している気がします。
全体的に、作り手が“やりたいこと”の思いが先行するあまり的確に伝えきれていない粗さはあるものの、これほどの世界と登場人物を構築して、キャラクターを魅力的に見せる才能の凄みは十分に感じさせられました。
『COPPELION』も、残り数回の視聴を残したまま年を越すことになりそうです。
こちらもきちんとしたコメントは保留しますが、全13話の割には長期放映のような話の進み方やキャラクターの増やし方がされているようで、どうもチグハグさが否めません。
『ゴールデンタイム』は、この記事を書くうえで最後までコメントの内容に迷いました。というのも、登場人物の価値観・考え方やその表出の仕方に着目して見ていく方針は自分に合っていると思うのですが、その見方をしたときに言えることが現時点ではほとんどないからです。
登場人物がそれぞれに危うさを抱え、いつか立ち行かなくなると分かっていながら流れに身を任せるしかない状況が続く展開。誰かが誰かに少しだけ心を許したりといった些細なモチーフが、その「いつか」に支えとなる可能性を考えながら見進めている状況です。
『サムライ フラメンコ』は、「そうきたか」という手応えが今年最も大きかった作品です。シリアスな形で死者が出るとどうしても素直に笑えなくなるので、これが良い方向転換だったのかの評価は完結まで待ってからにしたいと思いますが、話の軸が少しずつズレていって、最終的に当初のイメージとは全く異なる着地点になりそうな流れには大いに興味を持っています。
『ちび★デビ!』は、悪魔保育園のドタバタ劇の印象が強い1年でした。個人的には、家庭での安心感の中で時間が流れる回の方を楽しみにしているので、やや物足りなさがありました。
『飛べ! イサミ』は、しっかりと全話を通して見る形では初見になります。とはいえ、全く知らない作品というわけでもないのですが……。
1980年代末~1990年代は、テレビアニメにおける“コミカルさ”の表現に新たな試みが多く表れた時代である、とはあくまでも個人的な認識ですが、そうした流れの一端にあるのがこの『飛べ!イサミ』であると考えています。そうした実験的な性質を持ち合わせているため、古典的なギャグと比較的新しい手法が善く言えばバランス良く混在している、悪く言えばどっち付かずというのが、この時期の特徴と言えるのではないでしょうか。
現在放映中の作品、たとえば『サムライフラメンコ』あたりに連なるものが垣間見える面白さがあります。
『ドラえもん』は、視聴スケジュールが不安定だったここ数年の状況をようやく脱して、ある程度しっかりと毎週の放映を追うことができるようになりました。
この作品はどうしても“今年”を単体で何かコメントするのが難しいところですが、ジャイアンの料理、しずかちゃんの焼きいも好きといった原作ではほぼ単発だった設定を継続的に取り上げる現行シリーズのスタイルが、比較的顕著に現れていたとの印象があります。数十年前に描かれた原作の魅力を、2010年代のアニメとしてどのように引き出していくか、その試行錯誤の一端なのでしょう。
映画では新しい方向性を模索する意図も見て取れたように、視野に入ってきた現行シリーズ10周年に向けて『ドラえもん』にとって前向きなチャレンジには積極的であってもらいたいですし、ファンとしては是々非々のスタンスを取りつつもその積極性を支えて応援していければと思っています。
『凪のあすから』は、独特な設定のどこに着目すべきか、手探りが続いています。
本作では、海と陸という二つの世界の関係性が物語の焦点になっています。そこでは身体的特徴や生活習慣が決定的に異なる互いに相容れない存在と思しき描写もあれば、ある部分では歴史的にも物事がうまく回っていることが示唆されているなど、序盤は肝心の作中の社会構造が曖昧という印象が拭えませんでした。
スタッフが慣れてきたのか、あるいは最初に極端なシーンで印象づけて徐々に本来の落とし所に近付けるという作劇手法だったのかもしれませんが、ようやくバランスの取れた内容になってきました。
世界の成り立ちそのものに関わる設定が今後の鍵になってくるかという所(年末放映分より少し手前)まで見てきたので、この先中盤から終盤に向けてどのような仕掛けが用意されているのか、楽しみにしていくつもりです。
『プリティ~ リズム レインボ~ライブ』は、これまでのシリーズに較べてキャラクターも背景もデザインが洗練され、随分と見やすくなりました。
登場人物の色づけの面でも、家庭環境やプリズムショーに対する考え方など単なる設定面の差異化で済ませることなく、それをもとにストーリーを展開することでさらに人間関係の深化や価値観の変化を掘り下げていくやり方が上手く機能しています。多くのエピソードが重層的に展開しており、必ずしも全てに共感できるわけではありませんが、プリズムショーという華やかな世界をめぐる物語として見応えのあるものになっていると言えるでしょう。
第2クールはほぼ丸ごとかけてエーデルローズの3人に焦点が当たっています。一つ一つのエピソードも構成がよく練られており印象的な話は多いのですが、個人的には第23話「思い出運ぶプリズムの風」が気に入っています。「わだかまりは解けたけれども、今のわかなにとって一番大切な人はあんじゃない」という結論が優れており、この丁寧さは類例が少ないのではないでしょうか。この回はサブタイトルコールがとても素敵で、シリアスな展開ながらもこれから始まる話に不安を抱かせなかったのも、ファインプレイでした。
直後の24話・25話・26話では、べるの価値観の枠組みが大きく転換する展開が描かれています。このときに、必ず支えてくれる仲間としておとは、わかながいたことが物語上のキーポイントであり、2人のエピソードの結末を「べるの元に戻る」形にしたのはその関係を強固にするための布石です。その意味でも、この23話の結末は重要な意味を持っていました。
最近の『名探偵コナン』は、一昔前とは正反対に、原作の質の低下を、見られるレベルのアニメオリジナルエピソードで補っている状況です。
今年はとにかく、第701~704話「漆黒の特急」が、シリーズ全体の悪い意味での転機でした。
まず一点目に、作品世界の枠組みの問題があります。ベルモットと有希子の変装要素が物語の深奥に関わることは、「超一流の女優だから」という設定ゆえにギリギリ許されてきたことでした。そこに、“何でもアリ”のキッドが関わり、彼の存在が「名探偵コナンの本筋」の一部になってしまうと、人間にできることの常識から出発して論理的に事件を解決するという大前提が揺らぎかねません。
そして二点目、最初期のエピソード以降、探偵としての工藤新一を支えてきた倫理に亀裂が入ったことが、最大の問題点です。原作者・アニメスタッフはこのエピソードを通して、「犯人(キッド)の弱みを握って、(罪を重ねたとはいえ)窃盗犯でしかないはずのキッドにその生命を危険に晒すことを強要したうえ、黒の組織に目を付けられる(=継続的に命を狙われる)よう仕向けた」という形で、これまで18年間描いてきた新一の行動倫理を何もかも逸脱させました。そもそも新一=コナンを頑なに隠しているのは周囲の人間に危険が及ばないようにするためだったはずなのに、完全な第三者であるはずのキッドを理不尽に巻き込んだことで、基本設定の意味が大きく揺らいだと言えます(もっとも、この点に関してはFBIという大きな捜査機関が絡んできた時点で、だいぶ前から曖昧にはなっていましたが)。
さらに、そうやってキッドの生命を人質にとっておきながら、「窃盗で収監されないんだから貸し借りナシ」などという言い分をセリフにして述べさせている点まで、何もかもが崩壊しています。
長期シリーズでは、年月とともにキャラクターが変わることはある程度を許容すべき場合があります。しかしながら、これほど作品全体の価値観に関わる、第1話から積み上げてきた大前提をある日突然翻したことは、長年の視聴者として重く厳しく受け止めざるを得ません。
まあ毒を食らわば皿まで、どんなことになっても最後まで付き合うつもりではいるんですけども……。
映画、OVAなどの単発作品です。
『銀河漂流 バイファム』OVAシリーズは、第1話・第2話が総集編、第3話・第4話が新作エピソードでした。新作に関しては、OVA草創期の試行錯誤の産物として、第3話と第4話で明暗が分かれていました。
第3話「消えた12人」は、“13人が生き生きと動く姿をまだ見たい”という需要に応えた実験作の良い部分が出た佳作。一方の第4話「“ケイトの記憶” 涙の奪回作戦」は、キャラクター人気に乗っかってテレビシリーズで積み上げたものを崩してしまう悪い部分が出た失敗作と言えるのではないでしょうか。
『魔法のスター マジカルエミ 蝉時雨』は、テレビシリーズに輪を掛けてその特性や魅力は語り尽くされていますので、ここではテレビシリーズのテンポを覚えたまま間を空けずに見て直感的に捉えたことを書き連ねてみます。
この作品では、アルバムをめくる舞(テレビ本編から10年ほど経っている様子)の口元が緩むシーンが、テレビシリーズの最終回で半ば否定するように描かれてしまった“マジカルエミ”という存在への、一つの救いになっているかと思います。
そもそも、このシーンの本来の重要な効果は、ゆったりと時間の流れる導入・ラストで作品全体を引き締めるというものです。したがって、描写の中身自体は割と額面通り(時を経て、あの日々が懐かしい思い出になったことを示唆してる)に受け取っていいと考えられます。
あのとき、エミリーとエミを見比べてエミリーを選んだ舞が、『蝉時雨』ではエミとしての時間を「どこかに置き忘れた過去」ではなく、「今の自分に連綿と繋がっているもの」と受け止めている。……と、作り手がそれを意図したかは分かりませんが、結果的にそういう意味が付与されたと感じられました。
『MARCO from the Appenines to the Andes 母をたずねて三千里』は、必要な話を要領よく消化しようとするあまり、時間の経過に無理が生じている箇所が目立ちます。
全体的には、それぞれの土地で次の場所へ向かうための鍵となるエピソードを抽出した内容。テレビシリーズを思い出しながら見る分にはこれでもいいのですが、フェデリコじいさんやパブロ・フアナなど、交友を深める暇がないのが辛いところです。初見者前提の新作映画として再構成するのは厳しかったのではないでしょうか。
『Magical Girl Lyrical NANOHA The MOVIE 2nd A's』については、映画化にあたってのコンセプトが根本的に自分に合わなかった……と思うしかありません。アクションシーンばかりを見せられた感が強く、その合間に箸休め的に設定紹介の場面を挟んでいる“だけ”に見えました。
そうした優先順位の煽りを受けて、フェイトやはやて周辺の繊細な人間関係の構築と変化は、カットされたり著しくステレオタイプに処理されてるように感じられました。たとえば、『A's』までのアリサ・すずかは話を進めるための単なる駒ではないはずなのに、本作ではクライマックスへの誘導係の役割しか与えられていません。
テレビシリーズで、最終決戦の夜(9話以降)をまとめて見たときには登場人物の感情や勢いに乗れたのですが、今回は進むほど話がよく分からなくなっていきました。
今作まではテレビシリーズのリメイクなのでなんとかついて行けましたが、次にこのコンセプトの延長で新エピソードをやるのだとしたら、私にはきついかもしれません。
『映画ドラえもん のび太の ひみつ道具 博物館』は、面白く楽しい映画になるようにいろんな工夫が散りばめられており、そしてスタッフの狙い通りの面白く楽しい映画になっていました。
“ひみつ道具のオールスター”をやろうとしたとき、ほとんどの観客にとって初見の道具が次々出てきて、(話のテンポのためには)いちいち効果を説明していられないことが問題になります。この点を、「ひみつ道具ミュージアム」という空間の楽しさ、何だか分からないモノも凄いんだという高揚感を持たせることでクリアしたアイディアは秀逸で、その部分の見せ方(演出)もとても良く出来ていました。
「新しいエネルギーの失敗」「事故によるエネルギーの制御失敗と暴走」の内容を盛り込んで、原発事故を『ドラえもん』の枠で表現しようとしたのも、“いかにも”な試みでした(発端がコーヒーを零した=水の事故であることも暗喩ですね)。そのまとめ方にはやや逃げたような曖昧さもありましたが、チャレンジとしては評価できるものです。
序盤のワクワク感が最後まで続いた、オリジナル内容の映画では一番の出来でした。
『映画 けいおん!』は、あまり「歌」に拘ってテレビシリーズを見ていなかったので、その想いに存分に入り込みきれなかったのが口惜しかったです。
テレビシリーズの卒業は“軽音楽部を離れる”意味合いを強調して作られていましたが、一方で、卒業という行事には“今までから一歩も二歩も踏み出した新しい世界へ飛び込む”という側面もあります。この映画は、番外編としてそちらを描こうとしたものです。
テレビシリーズで描かれる世界はほぼ軽音楽部の中に限られるため、学校とはまったく別の人間関係である“親”、“恋人”、“バイト先の友人”はほとんど出番がありませんでした(テレビシリーズ中、互いにバイト先や恋人の有無自体知らないことを示唆する会話もありました)。そうやって今まで画面からは慎重に除外してきた存在(平沢姉妹の両親)を入れたのは、少なくともロンドン旅行に関しては「学校の外の話」であり、今までの“内向きの文脈”とは異なる展開であるという示唆であると考えています。
第2期本編後の番外編では、“内向きのルール”を守りながらも“未来”を思わせる内容を描いてきました。この映画はその延長上にあって、今までの“内向きのルール”から一歩だけ踏み出して学校とは別の存在(親)を描き、舞台も一歩だけ踏み出してロンドンへ。そして、次にやってくる新入部員の話題に触れることで今まで描いてきた範囲よりも一歩だけ先の“未来”に言及しているのが特徴的です。
『名探偵コナン 絶海の探偵』は、スッキリしないところの残る映画でした。
国家機密レベルのスパイにしては作戦内容が軽率なうえ喋りすぎだったり、事件解決後にメインキャラクターの危機という流れがマンネリ化してきていたり……。コナンに正体を見破られたスパイが、その付き添いの蘭は何も知らない前提で対応しているなど、細かいところで変な描写も散見されました。
最もチグハグなのは、話の発端である見学ツアーが、“コナン(とスパイ)がイージス艦”にいるというシチュエーションを作る口実でしかなく、まったく本筋に絡まなかったことです。
普段の『名探偵コナン』と地続きな感じがなく、極端に言えば『名探偵コナン』の枠組みの必要がない内容だったと言えます。ミステリとして魅力的なはずの謎やスリルに分析機器が大量投入されて身も蓋もなく答えが出るのも考えものです。
『花咲くいろは HOME SWEET HOME』は、テレビシリーズを復習してから臨めばよかったと、少し後悔しました。
本作はテレビシリーズのテーマを別の角度から問い直す内容であり、テレビ本編のモチーフを使って深めた部分も多い映画です。本編66分の中編ながら、個々の描写の一つ一つに示唆的な意味が豊富で、全26話の内容豊かな前提が効果的に使われていました。
『ルパン三世 VS 名探偵コナン THE MOVIE』は、前作(テレビスペシャル)のスケールに較べると、だいぶ地味な事件が描かれました。
地味であるのは別に悪くないのですが、“地味な事件”にルパンが首を突っ込む理由が最後まで明かされなかったこと、そしてキャラクターの絡みが重視されすぎて謎解き要素が薄かったことで、全体的に淡々と進む話をただ見てるだけな時間が長かった気がします。キャラの絡みそのものは楽しかったのですが、そればかりだと『ルパン』を見ている気も『コナン』を見ている気もしなかったということで……。
『THE PARENT TRAP』(1998年版)は、『ふたりのロッテ』を原作とするアメリカ映画をもとにそれをリメイクしたもの……という、若干複雑な経緯の作品です。
とても“素敵な映画”だということは伝わりましたし、これ好きな人は好きだろうなとも思うのですが、私としては引っかかる点の方が多かったのが正直なところです。全体的に、途中までは面白いと感じていた変更点が、最終的にあまりうまく処理されてないというのが目立ちました。
二人の性格面を似せて(フェンシングもポーカーもイタズラもいい勝負)、その代わりに育った環境の違いを前面に出すと思いきや、そもそも2日3日で秘密の生活が終わってしまいます。そうした、原作の一番面白い(しかし見た目には地味な)部分よりも後半のシチュエーションの面白さに力を入れたのは“いかにも”アメリカ的であるように感じられます。しかしながら、これは「ふたりのロッテ」式の設定でなくともやれる部分です。
『わたしとわたし』やドイツ版映画と較べても引けを取らない、さすがディズニーと思わせるよく出来てた部分は、たくさんありました。『ふたりのロッテ』だと思わなければ――つまり原作や他映像作品の予備知識がなければ――、あるいはもっと楽しんで見られたのかもしれません。
※ 2013年に視聴したアニメ、実写ドラマ作品の一覧です。
※ ナンバーのない行は、話数が割り当てられていない特番・スペシャル回です。
※ ローマ数字はI,V,X(アルファベット)で代用していますが、丸囲み数字やハートマーク等は機種依存文字をそのまま使っています。作品映像に従ったタイトル表記という性格上、欠かせないものですので、ご了承ください。
※ [ ]で括っている部分は、画面上には表示されない公式サブタイトル、作品名の補足情報、PCで表示できない文字の異体字(例:“謎”は二点しんにょう、“[謎]”は一点しんにょう)などです。
- カロリーの悲劇!
- イケナイ刑事♥
- クスノキの恋
- ドッキドキ!!スペシャルライブ PART 1
- ドッキドキ!!スペシャルライブ PART 2
- チョコっとらぶ
- 月夜のあの娘は秘密の香り
- ヴァンパイア・スキャンダル
- オシャレ怪盗☆スワロウテイル
- アイドルオーラとカレンダーガール
- アゲハなミューズ
- エンジョイ♪ オフタイム
- エイプリルフールのやくそく☆
- さくらの季節
- 開幕☆フレッシュガールズカップ
- 美月とスッポン
- アイドル☆ティーチャー
- 真心のコール&レスポンス
- 母の日はアイドル!
- いちごパニック
- チャンス&トライ☆
- Hello☆スーパーアイドル
- 涙の星
- トライスター テイク オフ☆
- 太陽に向かって
- ストロベリーパフェ♪
- それゆけ、ソレイユ!
- ガール・ミーツ・ガール
- 夏色ミラクル☆
- 船上のフィナーレ☆
- 不思議の国のアイドル!
- モア・ザン・トゥルー クライシス!
- ハピサマ☆バケーション
- リスペクトJ☆
- レジェンドアイドル・マスカレード
- Wake up my music ♪
- 輝きが向かう場所
- 思い出は未来のなかに
- ロックなあの娘はドリーム☆ガール
- おかえり♫ストロベリー
- ラララ☆★ライバル
- 笑顔のヒミツ
- 合言葉はオケオケオッケー☆
- 恋のトップシークレット
- ゆるキャ蘭ウェイ!
- マジカルダンシング♪
- ちょこっと解決☆チョコポップ探偵
- ウワサのぽわプリ☆
- キラ・パタ・マジック☆
- アイドルはサンタクロース!
- 第拾壱話 月光 ~げっこう
- 第拾弐話 絆 ~きずな
- 第5回 ホントになったら どうするの?
- 第6回 どうして教えてくれないの
- 第7回 カミーラの予言
- 第8回 星に願いを…
- I
- II
- III
- IV
- V
- VI
- VII
- VIII
- IX
- X
- XI
- XII
- -少女裁判-
- -衝撃の新展開!?-
- -アイドルの夜明け前-
- -新選抜総選挙-
- -禁じられた星-
- -輝きを継ぐ者-
- -美森革命-
- -決戦アキバスター-
- -青い裏切り-
- -絶叫パラダイス-
- -扉の向こう側-
- -劇場への道-
- -NO NAME…-
- 日曜日のトリック
- あぶないテレキネシス
- 六月の恐竜
- 魔美はペテン師?
- プラスチックの貝殻
- 23時55分の反抗
- こだわりの壁画
- 恐怖のパーティー
- 樹のざわめき
- 夏のクリスマスツリー
- 奪われたデビュー
- オトメゴコロと腹の虫
- 老人と化石
- 最終戦
- 恋愛のススメ
- 嵐に消えたコンポコ
- 動き出した時間
- クレア学院って大嫌い
- 見て! 私のラクロス
- 嘆きのマドモアゼル
- いたずらジャネット
- 真夜中のパーティー
- かわいそうなキャサリン
- がんばれ!ケネディ先生
- 四つのプレゼント
- シェイラの秘密
- みんなで校則やぶっちゃえ!
- イザベルがカンニング!?
- 大ピンチ!代役は誰に
- さようならケネディ先生
- 第1話 千の仮面をもつ少女
- 第2話 ビビの仮面
- 第3話 逃げた小鳥
- 第4話 炎の階段
- 第5話 限られたセリフ
- 第6話 あたしのベス
- 第7話 紫のバラ
- 第8話 風の中を行く
- 第9話 新しい美登利
- 第10話 たけくらべ 二人の美登利
- 第11話 春の嵐
- 第12話 一人きりの舞台
- 第13話 あした草
- 第14話 宿命のライバル
- 第15話 罠
- 第16話 舞台あらし
- 第17話 嵐が丘
- 第18話 人形の役
- 第19話 外れた仮面
- 第20話 すり替えられた台本
- 第21話 炎のエチュード
- 第22話 奇跡の人 最終審査
- 第23話 対決! 二人のヘレン
- 第24話 華やかな迷路
- 第25話 天の輝き
- 第26話 マヤを狙う影
- 第27話 見えない落とし穴
- 第28話 女優失格
- 第29話 カーミラの肖像
- 第30話 100万の虹
- 第31話 一人芝居
- 第32話 真夏の夜の夢
- 第33話 野外劇場の奇跡
- 第34話 マヤの挑戦
- 第35話 アルディスとオリゲルド
- 第36話 冬の星座
- 第37話 ふたりの王女 前編
- 第38話 ふたりの王女 後編
- 第39話 紫の影
- 第40話 狼少女ジェーン
- 第41話 野生の心
- 第42話 芸術祭への賭け
- 第43話 忘れられた荒野
- 第44話 無限の舞台
- 第45話 都会の星
- 第46話 梅の谷へ
- 第47話 恋の炎
- 第48話 夢の一夜
- 第49話 魂の半身
- 第50話 女神の仮面
- 最終話 紅天女
カレイドスター 新たなる翼
- 初めての!すごい!ステージ
- 孤独な すごい チャレンジ
- 遠い すごい ステージ
- がんばれば すごい チャンス
- いつも すごい 遠い家族
- 小さくて すごい オットセイ
- 笑わない すごい 少女
- つらくても すごい スター
- 主役への すごい 挑戦
- 主役への すごい 壁
- アンナの すごくない お父さん
- 熱い すごい 新作
- 嵐を呼ぶ すごい 競演
- 怪しい すごい サーカス
- 歌姫の すごい 愛
- 黒い すごい 噂
- 燃えろ! すごい ミア
- ユーリの すごい 罠
- 家族の すごい 絆
- ゼロからの すごい スタート
- [謎]の すごい 仮面スター
- 仮面の下の すごい 覚悟
- 幻の すごい 大技
- まだ続く すごい 特訓
- ふたりの すごい 絆
- 傷だらけの すごい 復活
- 新しい すごい ライバル
- もう一人の すごい 新人
- 情熱の すごい ライバル
- 氷の上の すごい 対決
- 汗と涙の すごい ロゼッタ
- やっぱり すごい レイラさん
- マリオンの すごい デビュー
- レオンとの すごい 特訓
- 二人の すごい 悪魔
- 天使の すごい 反撃
- 残酷な すごい 祭典
- 絶望の すごい 帰国
- 再出発の すごい 決意
- 屈辱の すごい 共演
- ポリスの すごい プロポーズ
- 笑顔の すごい 発進!
- レオンの すごい 過去
- 宿命の すごい 決斗
- 第11話 言い出しかねて A Good Reward For Their Labour
- 最終話 さよならを言う度に Gun Parade March
- 瞳に くびったけ
- キャッツに ハートブレイク
- 南十字星に 愛をこめて
- 君の素顔は シルエット
- 盗みのチャンスは 一度だけ
- 愛の カーテンコール
- #01 ある一家の事情とその背景
- #02 やってきたのは妹
- #03 長男と愉快で科学な仲間
- #04 次女と素敵な妖怪達
- #05 若き三男の悩みと始まりと終わり
- #06 二人が計画し一人が悩む話
- #07 母が帰還してついでに父も帰還した
- #08 あっちとこっちでもめる話
- -VARIETY OF VIFAM VOL.1- カチュアからの便り
- -VARIETY OF VIFAM VOL.2- 集まった13人
- 消えた12人
- “ケイトの記憶” 涙の奪回作戦
- 再び13人!!
- 戦場真っ只中! 必死の逃避行!
- 敵か味方か? 謎の女のメッセージ!
- 双子の赤ちゃん! 神様からの贈りもの?
- 総員奮戦せよ! 恐怖の子育て戦争!
- ゆうれい女の正体? 出動ミルク大作戦
- 乗せる、乗せない! 13人の大決断
- ジェイナス危うし! 敵は、内と外にいた?
- ヤギと人質? ふってわいたお食事会
- ジェイナスが凍る! 幼い命を救え!
- 赤ちゃんは元気に! 両親はどこにいる!
- ひとり足りない!? 脱出へのカウントダウン
- 絶体絶命! さらば愛しきJr.たち
- ぼくらの選択 タウト星をめざせ!
- 危機一髪の大バトル! 男性7人 vs. 女性7人!?
- ジェイナス大洪水!? お、溺れちゃうよー!
- でた? でた! でた!! 真夜中のゆうれい騒動
- ボギー制御不能! 浮遊機雷の恐怖
- 両親に会える!? 飛んで火に入る13人!!
- 決死のランディング! 救出への第一歩!?
- とざされた道 ジェイナスに帰還せよ!
- 脱出不能!! 逃亡者を探せ!
- 残された道 輸送機を奪い取れ!
- 大ピンチ!! 最後のチャンスにかけろ!
- 飛び立て 13人!!
- 黒魔女さんは一日にしてならず
- おかしなお菓子なケーキ合戦 (前編)
- おかしなお菓子なケーキ合戦 (後編)
- 放課後は生け贄の儀式?!
- バレンタイン・パニック
- 卒業アルバムはオカルトの匂い (前編)
- 卒業アルバムはオカルトの匂い (後編)
- 黒魔女さんと桜の樹
- 黒魔女さんの文房具店
- 黒魔女さんと落語
- 黒魔女さんの喧嘩大騒動
- 小さくなった黒魔女さん
- 黒魔女さんのおばあちゃん
- 黒魔女さんと夢魔クラ
- 黒魔女さんは占いがお好き?!
- 黒魔女さん魔界へゆく (前編)
- 黒魔女さん魔界へゆく (後編)
- 黒魔女さんと赤い糸・1
- 黒魔女さんと赤い糸・2
- 黒魔女さんと赤い糸・3
- 黒魔女さんは水泳が苦手?!
- アニマルですよ黒魔女さん
- 匂いが見える黒魔女さん
- 黒魔女さんの学芸会
- 黒魔女さんの秋祭り (前編)
- 黒魔女さんの秋祭り (後編)
- 黒魔女さんとダル魔さん
- 黒魔女さんのクリスマス・1
- 黒魔女さんのクリスマス・2
- 黒魔女さんのクリスマス・3
- 黒魔女さんのクリスマス・4
- #1 廃部!
- #2 楽器!
- #3 特訓!
- #4 合宿!
- #5 顧問!
- #6 学園祭!
- #7 クリスマス!
- #8 新歓!
- #9 新入部員!
- #10 また合宿!
- #11 ピンチ!
- 最終回 軽音!
- #1 高3!
- #2 整頓!
- #3 ドラマー!
- #4 修学旅行!
- #5 お留守番!
- #6 梅雨!
- #7 お茶会!
- #8 進路!
- #9 期末試験!
- #10 先生!
- #11 暑い!
- #12 夏フェス!
- #13 残暑見舞い!
- #14 夏期講習!
- #15 マラソン大会!
- #16 先輩!
- #17 部室がない!
- #18 主役!
- #19 ロミジュリ!
- #20 またまた学園祭!
- #21 卒業アルバム!
- #22 受験!
- #23 放課後!
- 最終回 卒業式!
- オベベ沼の妖怪 かわうそ!
- スプリングタイム
- ロンリーガール
- ナイトエスケープ
- ブラックアウト
- ボディ・アンド・ソウル
- イエス・ノー
- マスカレード
- リセット
- ウィズ・ユー・アゲイン
- イン・ザ・ミラー
- 第1話 人 形
- 第2話 未 来
- 第3話 希 望
- 第4話 夕 陽
- 第5話 生 命
- 第6話 惑 星
- 第7話 遥 人
- 第8話 姉 妹
- 第9話 陽 動
- 第10話 人 間
- サムライフラメンコ、 デビュー!
- 傘がない
- フラメンコ vs ニセフラメンコ
- アイドル蹂躙
- 正義とは
- サムメンコを 捕まえろ!
- チェンジ・ザ・ ワールド
- 猛攻! 悪の軍団
- 抗えぬ ノルマ
- 第51話 エンブリオをこの手に!
- 王座をめざす虎
- 涙の栄冠
- 赤き死の仮面
- 明日なき虎
- 地上最強の 悪役
- カミカゼの挑戦
- 望郷の少年
- 秘密指令 「虎の穴」
- 舌戦のリング
- カミカゼとの対決
- 甦った猛虎
- 此の子等へも愛を
- 第一首 さくやこのはな
- 第二首 からくれなゐに
- 第三首 ふれるしらゆき
- 第四首 しつこころなく はなのちるらむ
- 第五首 よはのつきかな
- 第六首 けふここのへに にほひぬるかな
- 第七首 ひとこそみえね あきはきにけり
- 第八首 たえてひさしく なりぬれど
- 第九首 しのぶれど
- 第十首 ゆくもかへるも わかれては
- 第十一首 あまつかぜ
- 第十二首 むらさきのゆき しめのゆき
- 第十三首 きみがため
- 第十四首 はなよりほかに しるひともなし
- 第十五首 つらぬきとめぬ たまぞちりける
- ちとせふる/第十六首 をぐらやま
- 第十七首 みちこそなけれ
- 第十八首 はなぞむかしの かににほひける
- 第十九首 ながらへば
- 第二十首 くもゐにまがふ おきつしらなみ
- 第二十一首 わがころもでに ゆきはふりつつ
- 第二十二首 うつりにけりな いたづらに
- 第二十三首 しろきをみれば よぞふけにける
- 第二十四首 をのへのさくら さきにけり
- 第二十五首 もれいづるつきの かげのさやけさ
- 第一首 はなのいろは
- 第二首 こひすてふ
- 第三首 つくばねの
- 第四首 ひとにはつげよ あまのつりぶね
- 第五首 なほあまりある むかしなりけり
- 第六首 たつたのかはの にしきなりけり
- 第七首 しるもしらぬも あふさかのせき
- 第八首 みかさのやまに いでしつきかも
- 第九首 わたのはら
- 第十首 むらさめの
- 第十一首 さしもしらじな もゆるおもひを
- 第十二首 みそぎぞなつの しるしなりける
- 第十三首 ゆめのかよひぢ ひとめよくらむ
- 第十四首 ものやおもふと ひとのとふまで
- 第十五首 たごのうらに
- 第十六首 みゆきまたなむ
- 第十七首 ふくからに
- 第十八首 わすれじの
- 第十九首 ゆくへもしらぬ こひのみちかな
- 第二十首 あきのたの
- 第二十一首 なこそながれて なほきこえけれ
- 第二十二首 めぐりあひて
- 第二十三首 をのへのさくら さきにけり
- 第二十四首 かくとだに
- 第二十五首 ふじのたかねに ゆきはふりつつ
- 第二十五首 ふじのたかねに ゆきはふりつつ
- 第七首 しるもしらぬも あふさかのせき
- 第二十四首 かくとだに
- 第二十五首 ふじのたかねに ゆきはふりつつ
- おてつだい大好き!
- かりんちゃんのハネ
- ライちゃんのじどうしゃ
- 悪魔のおまつり
- 夢のえほん
- 夢の大冒険
- ちゅうして、まおちゃん
- おこりんぼかりんちゃん
- 紙しばいお兄さん
- 小さなお客さん
- つよがり まおちゃん
- 赤ちゃんがえり
- 悪魔の美容師さん
- 恋のライバル?
- まおちゃんのかさ
- 悪魔界へ行こう!
- ペペ家の秘密
- トイレのおねえさん
- かりんちゃんの戦い
- ライちゃんとおねしょ
- なにごっこ?
- 大きくなったら
- 山へ行こう!
- 新しい先生?
- しつじってなぁに?
- かりんちゃんの大挑戦
- ねんどで対戦!
- まおちゃんと赤ずきんちゃん
- パパとおさんぽ
- まおちゃんのクリスマス
- 第24話 蘭と目覚めた獣 ~私の中に何かがいる~
- 第25話 蘭と枯れた大地 ~私の中に何かがいる~
- 第26話 蘭と翠 ~私の中に何かがいる~
- 秘密の扉は開かれた!
- しんせん組と正義の剣
- 黒天狗の影を追え!
- 誘拐された プリンセス
- 怪人クモ男出現!
- RX95の秘密
- ねらわれたピアニスト
- 幻のガママイマス
- しのびよる影
- 二つの顔をもつ男
- ブラウン博士の宝物
- リモコン大混線
- 黒天狗の女スパイ
- 迷犬ゲンベェ
- コリない怪人クモ男
- コイ泥棒にご用心
- 海だ! 水着だ! 大騒動
- おばけの大脱走
- 夏祭りのミステリー
- くの一見参!
- ニセのガンバマン
- モグラ大作戦
- ナゾの三姉妹登場
- ルミノタイトを守れ!
- しんせん組大変身!!
- 怪光線をぶっとばせ
- 君こそヒーローだ!
- UFOを捕まえろ!
- 人間貯金箱/誕生!名探偵のび太
- カニ食べたい!/時代を超えてお買い物
- ウルトラ恵方巻き/雪でアッチッチ
- スネ夫がひとめぼれ/しずかの宇宙ろてん風呂
- 怪盗のび太参上!/バードキャップで大空へ
- パパ・ママおうちで大バトル/かならず当たる? 手相セット
- 最強!ころばし屋Z
- ばくはつコショウ/何が何でもお花見を
- やりクリしてハワイ旅行/しずかちゃんのはごろも
- ひるねは天国で/どくさいスイッチ
- インスタントママ/狙われたジャイアン
- 脱出! 恐怖の骨川ハウス/さとりヘルメット
- イエコプター/しずかちゃんの最悪な誕生日
- 朱にまじわれ棒
- おみやげフロシキ/最強! 黒おびのび太
- ジャイアンの引退コンサート/ユメかんとくいす
- あべこべ世界ミラー/のび太の秘密トンネル
- ひっこし地図でおひっこし/かがみでコマーシャル
- なんでもアイス棒/決心コンクリート
- 深海サイクリング/のび太のドッキリビデオ
- 花火を育てよう!/分身ハンマー
- オバケと暮らした夏休み/カチンカチンライト
- のび太の夏祭り大作戦!/サハラ砂漠で勉強はできない
- のび太エネルギーの使い方/はなバルーンで大空に
- にんげん機関車/箱庭で松たけがり
- ハロウィンって何の日?/味見スプーン
- マジックハンドでやりたい放題/ゴルゴンの首
- すい星がギンギラギン
- のび太vs武蔵 巌流島ちょっと前の戦い
- ケガワリング/クリスマスきらきら大作戦
- どうしたって
- 君のいる景色
- 進むべき道
- 告 白
- とらドラ!
- 第一話 海と 大地の まんなかに
- 第二話 ひやっこい 薄膜
- 第三話 海の いいつたえ
- 第四話 友達なんだから
- 第五話 あのね ウミウシ
- 第六話 巴日の むこう
- 第七話 おふねひき ゆれて
- 第八話 たゆたう想いのさき
- 第九話 知らない ぬくもり
- 第十話 ぬくみ雪 ふる ふる
- 第捌話 つきひフェニックス 其ノ壹
- 第玖話 つきひフェニックス 其ノ貳
- 第拾話 つきひフェニックス 其ノ參
- 第拾壹話 つきひフェニックス 其ノ肆
- はいたい 七葉1 [はいたい!キジムナー!]
- はいたい 七葉2 [キジムナーは怠けもの!?]
- はいたい 七葉3 [島の民は野球がお好き?]
- はいたい 七葉4 [エイサーはモテモテさー]
- はいたい 七葉5 [心七たちの不思議な力?]
- はいたい 七葉6 [めんそーれ修学旅行生!]
- はいたい 七葉7 [燃えろ!綱引き!]
- はいたい 七葉8 [七葉イメチェン大作戦!]
- はいたい 七葉9 [沖縄の…怖い話…]
- はいたい 七葉10 [七葉の風邪を治すのは!?]
- はいたい 七葉11 [駆け込め!ふーる争奪戦!]
- かめーそば閉店
- キジムナー くぶりーさびら!?
- はいたい 七葉14 [はいたい!謎の酔っぱらい!!]
- はいたい 七葉15 [お誕生日おめでとう七葉!]
- はいたい 七葉16 [七緒ねえねえの秘密]
- はいたい 七葉17 [ラーナのショータイム]
- はいたい 七葉18 [台風対台風]
- はいたい 七葉19 [ニーナを捕まえろ!!]
- はいたい 七葉20 ウルトラ怪獣 擬人化計画 特別コラボレーション企画 はいたい! ウルトラ怪獣!?
- はいたい 七葉21 [めざせ!ちゅらさん先生]
- はいたい 七葉22 [恐怖のマジムン現る?!]
- はいたい 七葉23 [心七たちの鬼退治!!]
- はいたい 七葉24 [ニーナたちのお母さん?!]
- ガジュマルに帰る日
- [はいたい!]
- 最終話 花咲くいつか
- かあさんだってつらいのに
- ばら色のよあけロサリオ
- かがやくイタリアの星一つ
- かあさんと帰れたら…
- 新しい友だちパブロ
- この街のどこかに
- フアナをたすけたい
- はるかな北へ
- 牛車の旅
- あの山の麓にかあさんが
- ロバよ死なないで
- かあさんが呼んでいる
- 走れマルコ!
- とうとうかあさんに
- かあさんとジェノバへ
- 追いかけてみたい… 私の新体操
- 切れないでリボン! 恋に…とどけ
- 好きになっても いいですか
- 片想いの季節・ ラブソングが歌いたい
- 全中大会開幕! 私をささえていてほしい
- よみがえれ女王! ターゲットはひとり
- あこがれに 向かって飛べたら
- 明日へと続く 夏色の道
- マリア登場! 誰かをいつも追いかけて
- もっと遠くを 見つめたい
- 昨日の笑顔は もうほしくない
- 置きわすれた夢を 取りもどせ
- お風呂でドッキリ!? 胸さわぎの修学旅行
- いつか わかりあえる時まで
- 見る夢も同じ・ 二人はライバル
- 渡せない! 栄光へのパスポート
- 時間よとまれ・ この一瞬にかける!
- ゆれる想いを 受けとめて
- 夢みる力を わたしにください
- 沈黙のプリンセス
- シンフォニア誕生の秘密
- 友情のプリティーリメイク
- 宇宙の果てへ Go!スカイハイ
- 立ち上がれスタァ!
- 情熱レボリューション
- 星空のプレリュード
- センター争奪! ライバルは友達?
- ワガママみあ 前代未聞のドタキャン騒動
- 開演! グレイトフルシンフォニア
- 失われる明日
- 未来の私がいっちばーん!
- Dear マイフューチャー
- 私はなる!店長にな~る!
- あんにお任せ!ポップンスイーツ
- クロスがいと?COOL & HOT
- プリズムストーン・イースターにようこそ!
- 私の歌は色♡トリドリーム
- クールなハートがビートでヒート!
- ガンコ親父にスイートマジック
- 男の勝負はダンスバトル
- プリズムライブは晴れのち嵐
- 謎の生物 プリズムストーンに現る!
- Go for ドリーミングセッション!
- はばたけ!勇気の羽
- 心をつなぐ虹のかけ橋
- りんねの秘密
- おとはのメルヘンティーパーティー
- わかな、はっぴーフリーダム!にゃ
- 気高く強くべるは咲く
- 俺はヒロ! 絶対アイドル☆愛・N・G
- 心を結ぶいと
- 心重ねてときめきセッション!
- 2度目のオーディション
- 約束とスペシャルサンド
- 思い出運ぶプリズムの風
- ひとりぼっちの女王
- さよなら、べる
- 虹を呼ぶハッピーレイン
- ピコック先生 怒る!
- ジュネ様と一緒にプリズムトーク!
- 私はべる!店長にな~る♪
- 誓いのクロスロード
- 目指すは勇者!フリーダム!!
- 愛に羽ばたく女神
- トライアングル・デートにゃ♡
- ハピなるなら手をつなごう!
- シャッフルデュオでダメだこりゃ!
- お泊り会でふたりはめちゃウマ!?
- 別 れ
- 友だち
- 春のあらし
- 決 意
- 出 発
- 主 人
- 奥 様
- 災 難
- 愛 情
- 約 束
- 喧 嘩
- 手 紙
- 素敵な贈物
- はじめての招待
- おもいがけないお給料
- 迷子になった羊
- 狼を退治する日
- 二つの火事
- 隣どうし
- 来た人と去る人
- アベルが狙われた
- 春を待ちながら
- 熊と牛はどちらが強いか
- 出会いと別れ
- 島での出来事
- 助けてくれた人
- 都会育ち
- 新しい生活
- 夢を見ていた
- 美しい白鳥のように
- 本が送られて来た
- 魔法の本と悪魔
- 喜びと悲しみ
- ヘルシンキ行き
- 父と娘
- 奥様の決意
- 迷子のアベル
- それぞれの道
- ハルマ屋敷のパーティ
- 道づれ
- トゥルクの人々
- 絵のない絵本
- 自動車に乗った!
- にくらしい娘
- 疲れた一日
- 美しいもの
- お土産のランドセル
- ああ入学
- おかあさんの帰国
- ふしぎ誕生 魔法のスター
- 魔法でデビュー! 生放送!!
- あいつの好きな ボクシング
- 不思議色 ハピネス
- 雨のたなばた ファンタジー
- スターの 輝きを秘めて
- 夏休み 家庭科入門
- 海辺の ベストキッド
- ボクシング なんて大嫌い!
- 高原列車 UFOはどこ!?
- 秘密の スターライフ
- 夏は光色の メモリー
- 家庭教師は 16才
- こてまり台 花のステージ
- 風が残した かざぐるま
- すてきパワフル ドライバー
- 気分はゆれて 学園祭
- 魔法の光に夢を
- ガラス越しの ロマンス
- 危険な シャッターチャンス
- がんばれ! ドキドキゲーム
- からっと秋風 心もよう
- ごめんね ミーちゃん
- 鈴の音よ もう一度
- かわいい 訪問者
- 枯葉のシャワー
- 国分寺さん 殺人事件
- ツキが落ちれば 陽が昇る
- 雪景色・夢の国
- ワイン色の パーティ
- 仲よし夫婦の ギザギザ模様
- お風呂場で ドッキリ!
- 飛べ! スノードラゴン
- 愛と哀しみの カリントウ
- 妖精の森へ ようこそ!
- 北風に ひとりぼっち
- ためらいの季節
- さよなら 夢色マジシャン
- 命を賭けた恋愛中継 (中継開始)
- 命を賭けた恋愛中継 (絶体絶命)
- 命を賭けた恋愛中継 (現場突入)
- 泡と湯気と煙 (前編)
- 泡と湯気と煙 (後編)
- 時限爆弾を乗せた車
- 誰にもとけない氷の罠
- 高木刑事3千万拾う
- 依頼人からのメッセージ
- 工藤優作の未解決事件 (前編)
- 工藤優作の未解決事件 (後編)
- 隅田川夜桜ルート (前編)
- 隅田川夜桜ルート (後編)
- 消えた老舗の和菓子
- 葡萄畑に薔薇の花
- 花壇あらしの陰謀
- 女学園の窓
- まさか!UFO墜落事件
- 灰原の秘密に迫る影 (前編)
- 灰原の秘密に迫る影 (後編)
- 漆黒の特急 (発車)
- 漆黒の特急 (隧道)
- 漆黒の特急 (交差)
- 漆黒の特急 (終点)
- 密室にいるコナン
- 謎解きするバーボン
- はめられた名探偵
- ゆっくり落ちた男
- 未確認衝撃事件
- みんなが見ていた (前編)
- みんなが見ていた (後編)
- 服部平次と吸血鬼館 (一)
- 服部平次と吸血鬼館 (二)
- 服部平次と吸血鬼館 (三)
- 服部平次と吸血鬼館 (四)
- 能面屋敷に鬼が踊る (前編)
- 能面屋敷に鬼が踊る (後編)
- 悪魔の回路
- プラチナチケット騒動記
- 火と水のミステリーツアー (阿蘇編)
- 火と水のミステリーツアー (熊本編)
- 甘く冷たい宅配便 (前編)
- 甘く冷たい宅配便 (後編)
- TENNIS CIRCLE キュ~ピット
- MISOGI MOVIE CIRCLE
- サイクリング 同好会 ソレイユ
- 弟子求ム
- ソフトボール サークル ほんわか
- 英会話サークル ジョイングリッシュ
- ヒーローショー 同好会
- 読書サークル (SEA) 海
- 秘密機関 福 猫 飯 店
- 四畳半主義者
- [四畳半紀の終わり]
- #1 「叶え!私たちの夢――」
- #2 「アイドルを始めよう!」
- #3 「ファーストライブ」
- #4 「まきりんぱな」
- #5 「にこ襲来」
- #6 「センターは誰だ?」
- #7 「エリーチカ」
- #8 「やりたいことは」
- #9 「ワンダーゾーン」
- #10 「先輩禁止!」
- #11 「最高のライブ」
- #12 「ともだち」
- #13 「μ'sミュージックスタート!」
- 明かされた真実
- 銀の燭台
- 初めての 授業で…
- お母さんの 手料理
- 天才ピアニスト 誕生
- カレイドスター Legend of phoenix
- マリン・ エクスプレス
- 魔法のスター マジカルエミ [蝉]時雨
- ハンサムな 彼女
- 名探偵コナン 11人目のストライカー
- MARCO from the Appenines to the Andes 母をたずねて三千里
- Magical Girl Lyrical NANOHA The MOVIE 2nd A's
- 映画ドラえもん のび太の ひみつ道具 博物館
- 映画 けいおん!
- 名探偵コナン 絶海の探偵
- 花咲くいろは HOME SWEET HOME
- [ごめんなさいフィルム]
- ルパン三世 VS 名探偵コナン THE MOVIE
以下は、実写の作品です。
Disney HANNAH MONTANA [第3期]
- [Lilly, Do You Want to Know a Secret?]
- [She's a Supersneak]
- [Miley, Get Your Gum]
- [Ooo, Ooo, Itchy Woman]
- [Oops! I Meddled Again]
- [You're So Vain, You Probably Think This Zit Is About You]
- [It's My Party and I'll Lie if I Want To]
- [I Can't Make You Love Hannah If You Don't]
- [Grandmas Don't Let Your Babies Grow Up to Play Favorites]
- [It's a Mannequin's World]
- [Mascot Love]
- [On the Road Again]
- [Oh Say, Can You Remember the Words?]
- [New Kid in School]
- [Money for Nothing, Guilt for Free]
- [More Than a Zombie to Me]
- [The Idol Side of Me]
- [Good Golly, Miss Dolly]
- [People Who Use People]
- [Debt It Be]
- [Bad Moose Rising]
- [We Are Family: Now Get Me Some Water!]
- [Smells Like Teen Sellout]
- [My Boyfriend's Jackson and There's Gonna Be Trouble]
- [Schooly Bully]
- [Cuffs Will Keep Us Together]
- [Me and Rico Down by the School Yard]
- [You Are So Sue-able to Me]
- [Get Down, Study-udy-udy]
- [When You Wish You Were the Star]
- [I Am Hannah, Hear Me Croak]
- [You Gotta Not Fight for Your Right to Party]
- [I Want You to Want Me... to Go to Florida]
- [My Best Friend's Boyfriend]
- [Take This Job and Love It]
- [Achey Jakey Heart: Part 1]
- [Achey Jakey Heart: Part 2]
- [Torn Between Two Hannahs]
- [Sleepwalk This Way]
- [Song Sung Bad]
- [Everybody Was Best Friend Fighting]
- [Lilly's Mom Has Got It Goin' On]
- [Me and Mr. Jonas and Mr. Jonas and Mr. Jonas]
- [I Will Always Loathe You]
- [The Way We Almost Weren't]
- [Bye Bye Ball]
- [The Test of My Love]
- [Don't Stop 'Til You Get the Phone]
- [That's What Friends Are For?]
- [You Didn't Say It's Your Birthday]
- [(We're So Sorry) Uncle Earl]
- [Joannie B. Goode]
- [Hannah in the Streets with Diamonds]
- [Yet Another Side of Me]
- [We're All on This Date Together]
- [Ready, Set, Don't Drive]
- [He Ain't a Hottie, He's My Brother]
- [Don't Go Breakin' My Tooth]
- [Jake... Another Little Piece of My Heart]
- [You Never Give Me My Money]
- [You Gotta Lose This Job]
- [Would I Lie to You, Lilly?]
- [Welcome to the Bungle]
- [Papa's Got a Brand New Friend]
- [Cheat It]
- [Knock Knock Knockin' on Jackson's Head]
- [Miley Hurt the Feelings of the Radio Star]
- [You Give Lunch a Bad Name]
- [What I Don't Like About You]
- [Promma Mia]
- [Once, Twice, Three Times Afraidy]
- [I Honestly Love You (No, Not You)]
- [For (Give) a Little Bit]
- [Super(stitious) Girl]
- [Got to Get Her Out of My House]
- [He Could Be the One: Part 1]
- [He Could Be the One: Part 2]
- [B-B-B-Bad to the Chrome]
- [Judge Me Tender]
- [Can't Get Home to You, Girl]
- [Come Fail Away]
- [The Wheel Near My Bed (Keeps on Turnin')]
- [Miley Says Goodbye?: Part 1]
- [Miley Says Goodbye?: Part 2]
- [Sweet Home Hannah Montana]
- [Hannah Montana to the Principal's Office]
- [California Screamin']
- [De-DoDo-Do, Da-Don't-Don't-Don't Tell My Secret]
- [It's the End of the Jake as We Know It]
- [Been Here All Along]
- [Love That Let's Go]
- [Hannah's Gonna Get This]
- [I'll Always Remember You] [Part 1]
- [I'll Always Remember You] [Part 2]
- [Can You See the Real Me?]
- PETER FALK AS COLUMBO THE BYE-BYE SKY HIGH
- 踊る 大捜査線 FINAL [THE FINAL 新たなる希望]
- HANNAH MONTANA THEMOVIE
- THE PARENT TRAP [1998年版]
- THE GAMEPLAN